現地着は5:50!
まずは、コルリの実績のある斜面周辺へ向かいます。
晴れています!
標高は600〜700m台。
やはり芽吹きが進み、コルリは羽脱が進んでしまっていそう。
それでもルリクワガタ属は、腐朽材の(・)マークの確認で棲息の有無を確認することが出来ます!
かつてコルリの(・)マークを確認出来た登山道沿いでは、マーク材を1つも確認出来ず…。
仕方なく、最初のチャレンジ(2006年)にコルリ1♂+4♀を出した、今日の本命の枯れ沢に突入。
この時は、この画像の正面辺りでコルリ1♀をゲット出来ましたが、今日はコルリが入っていそうな材は全く見付からず…。
広葉樹の落ち枝はそれなりにあるものの、腐朽が進まず、単なる「枯れ枝」のまま…。
「こうやって、コルリが絶滅する地が出てくるのか…」、イメージすることが出来ました。
「採集圧」とは別次元の問題の印象です。
最初のチャレンジでコルリの当たり材を引いた辺りでもマーク材の確認はゼロ!
この地のコルリは絶滅?
そう決めつけようとした頃、斜面に転がっていた材に(・)マーク!
かなり古そうだけれども、今も棲息しているのか?

気合を入れて周辺の斜面をよじ登ってみるものの、(・)マークは結局この1個の確認で終了でした…。
厳しい…。
当分、この枯れ沢を訪れることは無さそうです。
一方で、「宝石箱」にある、この枯れ沢ラベルのコルリ1♂+4♀の価値は倍増(笑)。
最初の登山道&枯れ沢で結果が出ないのは過去の3連敗の状況から想定内。
今回は、今まで進んだことの無い遊歩道から2つの登山道に登ってみることをイメージしています!
(・)マークの濃い地を確認したい!
神社でお参りをして一旦下山。
整備の行き届いた遊歩道は安心(笑)。
遊歩道から分岐する一つ目の登山道は中級者向け。
尾根まで出てみるものの、乾燥がきつく(・)マークは一つも確認出来ず…。
再び遊歩道を進み、2つ目の登山道へ。
実はここが今日の本命だったりします!
「上級者向け」の看板を見ながらの進入でしたが、山頂を目指さなかったので、決して「上級者向け登山道」では無い印象でした。
コルリ狙いで入ろうと思う斜面が見付からないまま、笹藪が出て来て意気消沈…。
先週痛感しましたが、笹藪ポイントは本当に嫌いです(苦笑)。
全体重を預けなければならない鎖場を2つ通過して今日のコルリ狙いの登山採集はギブアップ…。
恐怖はほとんど感じませんでしたが、人間は登るのは得意だけれども、下りるのは苦手と言うことを痛感しました。
一方で、昭和40年代にここで命を落とされた方への碑があり、山をなめることは絶対にしないことを再決意!
結局、コルリの(・)マーク確認はゼロ…。
この山のコルリの追加はギブアップ!
いつか、乾燥標本のゲニ内袋の処理をすることが出来るようになったら、貴重な1♂でチェックをしたいです!
駐車場に戻ると、今の愛車のWRX(GVB)の後ろに2世代前のWRX(GC8)が駐車していた!
今の私にはGVBがベストだけれども、あのお腹が「フワッ」となるGC8のドッカン加速は懐かしい…。
時刻は9:55。
このまま帰ることもイメージしましたが、やはり野外でのコルリ成虫を見たい!
ということで2010年以来となる群馬県の車横付けのポイントに向かい、1時間限定のチャレンジ!
成虫を5頭位ゲットするイメージでしたが、結果はコルリ1♀で終了…(苦笑)。
埼玉県の低地では、予想より早く14:00過ぎには降雨が始まりました
idarikara ,hidarikara ,